カモのたまご その後

 あれから二日ほど写真が撮れないかと見ていたが、母鳥は地面に吸いつくみたいにして卵をまもり温めていた。私たちが通る道路の方に顔を向けて、しっかりとこちらを見ている。私たちの足音や犬のにおいなどに恐怖を感じながら、何としても卵を守り抜こうとしているように見えた。
 そして昨日。今日も親鳥はしっかり守っているのだろうと思って見てみると、親鳥がいない。そして、小さな穴の開いた卵がひとつ落ちていた。この前見たときは6,7個はあったと思うのだが、今日は穴の開いたのがたった一つ。ほかの卵はどうなってしまったのだろう。もし雛がかえったのなら卵の殻がおちていてもよさそうなものだ。誰か田んぼに来た人が気づいて持ち帰りでもしたのだろうか?
野良犬はいないし、ほかに卵を取りそうな動物もいない。カラスに狙われたのなら、割れた殻が落ちていそうだ。卵があった後には親鳥の綿毛がたくさん落ちていた。
 数年前に見たかわいい雛たちをまた見られるかと楽しみにしていたのだが、残念なことになってしまった。
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プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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