介護保険さまさま

 3月29日に母が退院して10日が経つ。初めての介護で、いろいろ学んだことが多い。まず介護保険さまさまということ。介護保険にはいろいろ問題点もあって、議員時代に反対したこともあったが、いざ使う身になって見ると、本当に助かることが多い。

 母は今要介護3で、認定替えを申請中である。長かった入院生活で足の筋肉がすっかり萎えてしまって、ベッドから降りることはできない。排泄も完全に他人の世話にならなければ出来なくなってしまった。酸素吸入とバルーンを付けての退院である。そのような状況の中で、介護保険のお世話になっている。

 週に3回の訪問看護と週1回の訪問入浴で、自己負担は1ヶ月2万円弱だそうだ。1割負担だから、これで済むのだが、もし全額自己負担だとしたら月に約20万円の負担ということになる。それを考えれば本当に有難いことだ。

 看護師さんは1時間たっぷり世話をしてくれる。体温・血圧・血中酸素濃度を測り、尿の量を確認し、体をきれいに拭いてくれる。そのあと、足湯をしたり簡単なリハビリもしてくれる。看護師の方たちの仕事ぶりを見て、私も介護の仕方を覚える。排泄の世話をするときはまず手袋を2枚つけて、汚れたらそれを1枚外すとか、汚れを洗うには蓋に穴を開けたペットボトルにお湯を入れて洗うと良いなど、覚えたことがたくさんある。

 医療の面では、退院前は酸素吸入の酸素ボンベをどのくらいの間隔で取り替えるのか、どのくらい減ったかをどうやって確認するのかなど心配していたが、そんな心配は全くいらないことがわかった。在宅酸素はボンベを使わずにできるのだ。空気中の酸素を集めて吸入できる機械があるので、それを設置してしまえば、電源を入れてスイッチを入れるだけで良いのだ。停電に備えてボンベも置いてはあるが、普段はフィルターの掃除をするだけで良い。こんな便利なものがあるとは知らなかった。

 そんないろいろの制度や機械に助けられて私の介護生活は思ったよりスムーズに動き出した。ただ、今までの活動はかなり制限されることになった。おもに時間的な制約である。あまり長時間家を空けることが出来ないので、集会などへの参加は難しくなってしまった。活動仲間には迷惑をかけてしまうが、介護の間は許して頂こつと思っている。
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プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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