知事選に向けて

 9月8日執行の茨城県知事選に向けて、新しい知事を擁立しようという人たちの集まりに参加した。現在の橋本知事は既に5期を終わろうとしているが、一体この人は私達県民のために何をしてくれたのか、莫大な借金を残した他にこれと言って県民のためになる事業をしたとは思えない。

 茨城県の財政力指数は47都道府県中8番目に位置する かなり財政力のある県なのだ。ところがいろいろなランキングを見てみると、下から数えたほうが早いものがたくさんある。例えば、公立小中学校の耐震化率はワースト2、道路舗装率もワースト2、下水道普及率はワースト13、人口10万人当りの医師数はワースト2という状態である。

 財政力の割に県民のために使われるお金が少ないのだ。よその県では中学校卒業までの医療費無料化が進んでいるというのに、茨城はまだまだである。中学校卒業までの医療費無料化のために必要なお金は31億円程度だそうだ。茨城県の年間予算は1兆円を超えるのだから、31億円が出せないはずはない。知事の姿勢で、どこに予算をつけるかが変わってくる。県民の生活の向上よりも公共工事優先の姿勢が、今のような状況を作り出しているのだ。

 目的もあやふやになってしまった霞ケ浦導水事業、一日に数隻しか入港しない常陸那珂港、水を貯めれば災害が起きる危険性が増すという八ッ場ダム、茨城空港などの事業に莫大な資金をつぎ込み、借金を増やしてきた。霞ケ浦導水事業や八ッ場ダムの建設は、既に水余りになっている茨城県にとっては何の必要性もないにもかかわらず、一度始めたからということで継続しているのだ。県の幹部職員も国交省など国からの出向なのだから、こうした事業をやめる決断ができる訳がない。

 もうこの知事には退陣してもらう外はない。6選はあまりに長すぎる。
そこで、茨城大学をこの春退職した田中重博氏に登場願おうというわけである。田中氏は地方自治の専門家であり、国に対してもしっかりと物申す力と気力をもっている。

 県の予算の使い方を改め、県民の生活・福祉を重視することを約束している。東海第二原発の再稼働を認めず、廃炉の方向を打ち出している。

 私は放射能からいのちを守る茨城ネットの一員として、県に要望を届け、交渉したことがあるが、知事からの回答はゼロに近い。子どもの健康診断は、国が疫学調査をするべきだということで、県として何もする気がない。子どもたちの親たちは疫学調査を望んでいるわけではない。疫学調査は必要だが、さしあたって自分の子どもの健康状態が知りたいのだ。継続して観察してもらいたいのだ。そうした県民の要望には全く耳をかさないのが今の橋本知事である。

 子どもたちの保養について聞けば、福島の子どもを呼んでディズニーランドに連れて行ったから保養は行っているというようなトンチンカンな答えをする。まったく開いた口がふさがらない。チェルノブイリの事実から何も学んでいないのだ。

 田中氏は子どもたちの健康調査をすると言っている。県民の生活・福祉を重視する県知事になってくれると大いに期待している。

 田中さん支持
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プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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