訪問入浴

 現在母は週に1回訪問入浴を利用している。私は訪問入浴というシステムがあることは以前から知っていたが、どんなふうに行うのかという実際は何も知らなかった。母がこのサービスを利用するようになって、素晴らしいサービスだということを実感している。

 まず床に防水シートを敷いて2分割された浴槽をセットする。
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 そこに車で沸かしたお湯を張る。入浴サービスの車には大きな湯沸し器が付いていて、その場でお湯を沸かすことができる。このお湯はマンションの3階か4階ぐらいまで上げることができるそうだ。駐車場から母の病室までは少し距離があるので心配していたが、長いホースがあるので、何の問題もなかった。

 次に、お湯を張った浴槽にハンモックのような白い網状のものを取り付ける
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 このハンモックのようなものの上に利用者を寝かせて入浴させるのだ。ここに寝た状態で体重を測ることもできる。

 母は介助者2人に抱きかかえられて浴槽につかる。頭から足先まで丁寧に洗ってもらうのだ。
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 体が温まってとても気持ちよさそうだ。希望すれば爪切りや耳の掃除などもしてくれる。看護師が付いてきて、入浴前と入浴後に体調管理もしてくれるのでとても安心。母が入浴している間にベッドのシーツ交換もしてくれるので、私は非常に助かっている。

 介護保険が無かった時代はどうやっていたのだろうと考えると、今の高齢者はこんなサービスを受けられてずいぶん暮らしやすくなっていると思う。サービスをするのは大変な仕事だと思うが、皆とてもやさしく母に接してくれて有難い。


27年ぶりの再会

 4月20日の日曜日、我が家は大イベントの日となった。27年ぶりに長男家族がオーストラリアからやって来たからだ。彼の名は覧堂雅敏(Gavin Landow)。

 27年前、17歳の彼はAFSの留学生として1年間我が家にホームステイして藤代高校に通っていた。当時我が家の子どもたちは小学校1年生と幼稚園生だった。17年前の少年だった雅敏の姿を見てほしい。
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 この彼が今はひげ面のオジサンだ。
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おみやげに用意した作務衣を来て奥さんと大喜びしているところである。彼の仕事は医者で、シドニーの近くに住んでいる。福島第一原発の事故の時は、家族揃ってオーストラリアに避難しておいでと言ってくれた。

 20日には牛久大仏に連れて行った。世界一高い仏像だと言ったら、ワーオ!と驚いていた。
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 入口近くに、よく観光地でみかける穴の中から顔を出すものがあったので、Gavinと息子のConnorが顔を出して写真をとった。回りにいた高校生がさかんに「かわいい、かわいい」を連発していた。
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 この後家に帰ってプレゼントを渡し、食事をする。彼は日本語をほとんど忘れたと言っていたが、それでも少しは通じるので、結構話が弾んだ。ベッドに横たわっている母を見て、日本の介護保険制度の話をしたり、オーストラリアの医師の仕事の話をしたり、とても楽しい時間だった。私が用意したのは五目寿司とコロッケ、サラダなどだったが、彼の奥さんは五目寿司をお代わりして食べてくれた。

最後に我が家の庭で撮った写真を1枚。
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 25日にはオーストラリアに帰るので、成田まで見送りに行くつもりだ。

講演会のご案内

 私の所属している「市民オンブズマンいばらき」では、総会のあとに下記のような講演会を企画している。現職警察官として初めて警察の裏金問題を実名で告発した仙波敏郎氏による、「警察の裏金問題からみる公益通報制度の現状について」という内容の講演会である。仙波さんは内部告発に対する不当人事で裁判を行い国家賠償訴訟において勝訴している。非常に話の面白い方だと聞いているので、多くの方のご参加をお願いしたい。
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以下のホームページもご参照下さい。
市民オンブズマンいばらき





良いご身分

 母が退院して約2週間が過ぎた。介護生活にも慣れてきてリズムが出来てきた。週3回の訪問看護はとても有難い。先日訪問看護の時に足湯をしてもらって、とても気持ちよさそうだったので、息子が休みの日に家族でやってみた。母を車いすに乗せて、足湯をする。母は庭を眺めてウグイスの鳴き声を聞いている。うっとりとして気持ちが良さそうなので、「本当に良いご身分ですこと」と言いたくなる。今年は例年になくウグイスの声が大きく聞こえる。庭のすぐ近くにいるようなので、姿を見たいと思うのだが、姿を見ることはできないでいる。

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介護保険さまさま

 3月29日に母が退院して10日が経つ。初めての介護で、いろいろ学んだことが多い。まず介護保険さまさまということ。介護保険にはいろいろ問題点もあって、議員時代に反対したこともあったが、いざ使う身になって見ると、本当に助かることが多い。

 母は今要介護3で、認定替えを申請中である。長かった入院生活で足の筋肉がすっかり萎えてしまって、ベッドから降りることはできない。排泄も完全に他人の世話にならなければ出来なくなってしまった。酸素吸入とバルーンを付けての退院である。そのような状況の中で、介護保険のお世話になっている。

 週に3回の訪問看護と週1回の訪問入浴で、自己負担は1ヶ月2万円弱だそうだ。1割負担だから、これで済むのだが、もし全額自己負担だとしたら月に約20万円の負担ということになる。それを考えれば本当に有難いことだ。

 看護師さんは1時間たっぷり世話をしてくれる。体温・血圧・血中酸素濃度を測り、尿の量を確認し、体をきれいに拭いてくれる。そのあと、足湯をしたり簡単なリハビリもしてくれる。看護師の方たちの仕事ぶりを見て、私も介護の仕方を覚える。排泄の世話をするときはまず手袋を2枚つけて、汚れたらそれを1枚外すとか、汚れを洗うには蓋に穴を開けたペットボトルにお湯を入れて洗うと良いなど、覚えたことがたくさんある。

 医療の面では、退院前は酸素吸入の酸素ボンベをどのくらいの間隔で取り替えるのか、どのくらい減ったかをどうやって確認するのかなど心配していたが、そんな心配は全くいらないことがわかった。在宅酸素はボンベを使わずにできるのだ。空気中の酸素を集めて吸入できる機械があるので、それを設置してしまえば、電源を入れてスイッチを入れるだけで良いのだ。停電に備えてボンベも置いてはあるが、普段はフィルターの掃除をするだけで良い。こんな便利なものがあるとは知らなかった。

 そんないろいろの制度や機械に助けられて私の介護生活は思ったよりスムーズに動き出した。ただ、今までの活動はかなり制限されることになった。おもに時間的な制約である。あまり長時間家を空けることが出来ないので、集会などへの参加は難しくなってしまった。活動仲間には迷惑をかけてしまうが、介護の間は許して頂こつと思っている。
プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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