孫サンタ

 少し古い話になってしまったが、クリスマスに母が目を覚ますと枕元にサンタからのプレゼントが置かれていた。大きな紺色の袋にきれいなリボンが付けられていた。
 母は大喜びで、私に包を開けさせたところ、出てきたのは真新しい鍵盤ハーモニカだった。今まで使っていたのは唾がはいったりして不潔になってしまったので、新しいものが贈られたのだ。母は毎日鍵盤ハーモニカを弾いているので、このプレゼントには大いに気に入ったようだった。
Xmasプレゼント

もうすぐ94歳になる我が家のミュージシャンの演奏です。寝たきりですが、これで楽しんでいます。
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闘いの日々

 タイトルはすごいでしょう?内容はほかの人には大したことないと思うのですが、我が家にとっては一大事なのです。
 闘いというのは竹との闘いです。昨年の秋から屋敷内に生えてしまった竹を切りまくっているのですが、春になって今度はタケノコがニョキニョキニョキニョキ生えてくるのです。切っても切っても生えてきます。竹の生命力は本当に凄い!もう何百本切ったかわかりません。切らなければそれらがすべて竹になって我が家を取り囲むのです。数日前に「家の裏側は全部切ったよ」と誰かが言っても、一週間も経たないうちにタケノコのオンパレードになります。それをまた切りまくるのです。

 こうしてずうっと切っていれば、竹の勢いも少しは弱まるだろうと期待しているのですが、さて、本当にそうなるかどうか……。

シュダモイ・ビスワス

 今日の夕方、急に思いついてインドの友人シュダモイ・ビスワス氏に電話をしてみた。この前テレビで見たコルカタの高架橋崩落事故が気になっていたからだ。突然の電話に驚いた様子だったが、彼と彼の息子さんが事故に巻き込まれたとのこと。彼自身は足の軽傷でもう治ったと言っていたが、息子さんは大怪我で入院したそうだ。日本でも心配していたことを喜んでくれたようだった。

 ビスワス氏からは数年前に突然電話があったが、その時は流暢な日本語だった。もう50年近くも日本語を話していないと言っていたのだが。今日はかなり不自由な日本語だった。彼も80歳になってすこし記憶力が衰えたのかもしれない。

 ビスワス氏は私が若いころからの友人で、その頃は東大の大学院で稲の育種学を研究していた。博士号を取得して帰国し、コルカタ大学の教授になったのだが、帰国後はあまり交流がなかった。彼はペンより重いものは持ったことがないというような美しい指をしていた。大地主の長男で、彼がコルカタの大学から帰宅すると村中の人が挨拶に来るといった育ちをしていた人だ。家族一人ひとりに専属のメイドが居て、服を脱げばすぐにそれを片付けてくれるのだそうだ。

 そんな彼も日本では普通の学生だ。留学生寮に住んでいて、ホームシックになると、我が家に遊びに来た。ホームアジアというアジアの留学生を世話するボランティア団体に入っていた母を「おかあさん」と呼んで慕っていた。その仲はホームアジアの中でも有名な程だった。私にとっては少し年上のお兄さんという感じだった。

 そんなことを急に思い出し、久しぶりに会いたくなった。彼は自分が年取っているから「まり子、インドに来ない?」といってくれたが、インドは遠い。老母の介護中の私にとってはなかなか行けるところではない。またそのうちに電話でもしてみようかと思っている。

不審者現わる?

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 まるで不審者の如きスタイルは最近の私の外出スタイル。これは犬の散歩に行くときの私。帽子にマスク、大きなメガネ、滑りやすいジャンパー。これで花粉を防ごうというのだ。この前の夕方、何の防護もしないで外を歩いたら大変、クシャミは機関銃のように続くし、鼻水はツーツーで止まらない。鼻の穴にティッシュを詰めておくしかない状態。それ以来このスタイルとなった。

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 これは昨日の朝、雨上りの雨樋の下に固まっていた花粉たち。こんなに黄色くなるほど屋根に降り注いでいたのだ。

 そういえば5年前の3.11の数日後にも、こんなふうに花粉が固まっているのを見た。そのとき、この黄色いのは放射性物質だという噂もあったが、「あれは花粉だよ、放射性物質は小さくて目に見えないもの」と言っていた私。でも、その花粉には放射性物質がくっついていたのだ。そして取手は県内で一番空間放射線量の高い街となってしまったのだった。




竹切りの媼

 我が家はここ数年庭の手入れを殆ど出来ずにいたので、垣根の中やその周り、また、庭の真ん中近くにある池のそばにも篠竹が生えてしまって手を焼いている。12月頃から一念発起して竹を取り除く作業を始めた。とにかく切っても切っても際限なく竹が生えている。12月に切ったのは、地区のどんど焼きで使ってもらったが、使い切れない分は短く切って燃えるゴミとして出した。

 お正月早々竹切りするのもはばかられるので1月の初めは休んでいた。そのうちに家族が順番に風邪気味となり1月の竹切りはできなかったので、今月になってまた再開した。ラチェット式太枝切り鋏も購入したので、それで切るとノコギリの何倍も早く切れる。

 竹は切ったまましばらく放置しておいてあとで燃えるゴミにしようとすると、葉っぱが落ちて手に負えなくなるので、燃えるゴミの日の前日ぐらいに切るのが良いということが分かった。

 それで月曜日のゴミの日に合わせて昨日も夫と息子と私の3人で北東側の垣根の中の竹を切った。200本ぐらいは切ったと思う。それをゴミに出せる長さに切ってまとめる。この作業が思ったより時間がかかった。

 直径50㌢ぐらいの太さにまとめたゴミが8束も出来た。それでもまだまだ竹は生えている。何年も放置してしまったので、密生していて大変だ。隙間がなくて鋏が入らないところもある。そういう所は先の細い電動ノコギリを使った。

 北東側の垣根はあと3分の1ぐらい残っているし、南東側の垣根もある。そして家の中にも竹・竹・竹・・・・。ああ、いつ終わることやら。ため息ばかりである。

プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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