市民オンブズマンいばらきブログ

 ここしばらく「よしなしごと」の更新をサボっていたが、その間に「市民オンブズマンいばらき」のブログを作っていた。市民オンブズマンいばらきではホームページを持っているが、ブログの方が簡単に更新できるし、複数の管理者で管理することもできるので、ブログを作ることにした。まだ始まったばかりだが、徐々に充実させていきたい。

市民オンブズマンいばらきブログ

市民オンブズマンいばらき幹事会

 土浦の県南生涯学習センターで市民オンブズマンいばらきの幹事会があった。初めの議題は市民オンブズマンいばらきが会として取り組んでいた県の談合裁判の結果報告である。新聞にも報道されたので既にご存知の方もおられるだろうが、結果は残念ながら棄却であった。理由は落札率が高くても談合があったとは限らない。実際落札率が非常に低くても公取が談合を認めた例もあるのだから、落札率だけで談合だと決め付けることは出来ないというのが主な理由であった。談合に関する基本合意ができていたと推論することはできるが、個別案件での合意が成立しなかった可能性を否定することはできないというのだ。数百件ある契約案件のうちのたった3例が低い落札率で、あとはすべて95%を超えるというのに、たった3例の例外を重く捉えての判決であり、到底納得できるものではない。しかし、この先上告しても新たな個別案件での合意の証拠がでてくる見込みもなく勝訴の望みがないので、控訴は断念せざるを得ない。

 続いての議題は10月26日に行う講演会の打ち合わせ。この講演会は県南生涯学習センターウララ主催のまなびフェスタ参加事業である。市民オンブズマンいばらきは毎年このフェスタに参加している。今年はNPO法人情報公開クリアリングハウス理事長である三木由希子氏をお招きし、「情報公開法改正案」について講演していただく。オンブズマン活動の原点とも言える情報公開について、法改正案の要点をしっかり学んで今後の活動に生かしていきたいと企画したものである。

 だれでも参加できる企画なので、興味を持たれた方は以下のリンクをご覧になって是非参加していただきたい。
フェスタチラシ


 そのあと、検察審査会制度について、最高裁はじめ法曹界の情報公開が非常に遅れていることなどについて話し合って終了した。


竜ヶ崎地方衛生組合の談合訴訟で和解成立

 前項同様昨日のことである。竜ヶ崎地方衛生組合の談合訴訟で和解が成立したという。内容は3億5000万円の請求に対してJFEエンジニアリングが談合を認めて1億6000万円を支払うとのこと。

 この件は取手市議会平成19年第3回定例会において私が一般質問でとりあげたことから始まった。平成20年5月20日、市民オンブズマンいばらきでも竜ヶ崎地方衛生組合に対して損害賠償請求を行うよう申し入れを行っている。その後管理者会等で検討した結果約3億5000万円の損害賠償請求をすることになった。ところがJFEは損害賠償請求を拒否してきたので、組合が12月4日に訴訟を起したのである。
 この件は全国的なし尿処理談合の一部で、鹿嶋市民オンブズマンの浜田氏が鹿嶋市を相手取って損害賠償請求を求める訴訟を起し、平成20年5月13日に水戸地裁で勝訴したことが大きく影響している。

 訴訟を提起してから約3年半で和解が成立したことになる。この間私は竜ヶ崎地方衛生組合議会の議員でもあったので、経過については随時報告を受けていた。JFEはなかなか賠償に応じないということを聞いていたので、どうなることかと思っていたが、請求額の半分弱で和解したそうだ。和解に応じたのが良かったかどうかはわからない。上告すればもっと多額の賠償金をとれたのかもしれないと思うとちょっと残念な気もするが、これが精一杯だったのかもしれないとも感じる。

 談合が行われてから今まで約9年が経過しているので、その間の利息はどうなるのかと気になって、組合に問合わせてみた。組合の事務局次長がいうには、損害倍書請求では賠償額と利息を分けて請求することができないとか。この間の利息を5%で計算すると相当の額になるのだが、それが請求できないのは何だか腑に落ちない。

 また、この工事は国の補助を受けているので、補助金の返還を行う必要が出てくる。その額について聞いてみると約2000万円程度ではないかとのことだった。思ったほど多額でないので良かったと思う。

 結局組合に返還される額は国への返還額と弁護士費用を除いた額となるのだろうと思う。それでも1億数千万円は返ってくるだろう。私も少しは役に立てたと思ってちょっと嬉しい日となった。

原告

 今月2日、市民オンブズマンいばらきの有志が橋本昌茨城県知事を相手に訴訟を起こした。内容は茨城県が発注した工事における入札談合行為に対する賠償金請求を求める訴訟である。

 茨城県の境工事事務所と境土地改良事務所が発注した工事で官製談合が行われていたことが公正取引委員会の調査で昨年8月に発覚した。県は公正取引委員会の指摘を元に関係した業者及び職員に損害賠償請求を行ったが、その請求範囲が狭いので、私たち市民オンブズマンとしては、更に2年間さかのぼって請求すべきということで水戸地裁に提訴したのである。請求額は4億1405万5200円。

 この住民訴訟には市民オンブズマンいばらきの会員が15名ほど原告として参加しているが、私もその一人となった。今までオンブズマンで幾つかの訴訟を行なってきたが、私が原告に名を連ねたのは今回が初めてである。初めて原告となってみて、「原告」という言葉の重みを感じている。

市民オンブズマンいばらき第16回総会

 市民オンブズマンいばらきの第16回総会が土浦の県南生涯学習センターで開かれました。2011年度の活動報告と決算、2012年度の活動方針と予算など、提出された議案はすべて原案どおり可決されました。参加者が多くなかったので、コの字型に机を並べて会議を進めました。いろいろな意見が出されたので、出された意見について幹事会で検討することになりました。
 議事の終了後、会員からの報告として、県内各自治体の首長及び議長交際費についての調査報告、境工事事務所・境土地改良事務所の談合問題について住民監査請求をしたのでその報告などがありました。
プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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