為書きが来た

 昨日の朝のことだ。チャイムが鳴ったので、玄関に出てみた息子が、
「スゴイものが来た!」
と言って、丸い筒状の物を持ってきた。しばらく前によく取引をしていた新潟の鯉屋さんからカレンダーが届いたのかと思ったが、配達票を見てみると、品名に「為書き」とあるではないか。なに?為書き?と思って差出人を見てみると藤田幸久参議院議員の事務所からだった。
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 私は前回の市議選で引退して、もう4年も経つのだ。今度の1月に行われる取手市議選には立候補するつもりもない。それなのに為書きが届いたのだ。「為書き」と言われてもご存じない方も居ることだろう。私も最初の立候補の時「為書きをお持ちしました。」と言われて何のことやらちっとも分からなかったのだから。「為書き」というのは、よく選挙事務所にはられている「必勝◯◯さまへ」と書かれているアレである。送り主の大きな写真が載っている。これは応援というより、自分の宣伝のための代物だと私は思っている。従って、頂いた為書きを事務所に貼った例がない。頂いた為書きは、裏の白い部分を使って事務所の連絡事項を書いたものだ。上質の紙なのでとても重宝したが。

 結局私が立候補するかどうかも調べずに、当てずっぽうに送ってくるのだ。応援する心などこもっていないことは明白である。来年の参議院議員選挙のために自分の写真を事務所に貼らせて宣伝しようとする魂胆が見え見えで、なんだか情けない気がしてくる。

郵便投票の拡充を

 私の母は92歳の要介護4で現在ベッド上での生活である。足が弱ってしまって立てないので、車いすに移るのも容易ではない。しかし、頭はそれほど衰えていないし、文字も書けるので、投票することはできる。でも、投票所まで行くことは無理なのだ。足が弱っただけでなく、バルーンをつけているし、酸素吸入もしている。この状態の母を投票所へ連れて行くことは家族の力では無理であるし、私たちの住む地区の投票所はバリアフリー化されていないので、もし、車いすで行けたとしても、何人かの手助けがなければ投票する部屋に行くことはできない。 母は市川房江さんらが懸命に運動して獲得した選挙権だからと、棄権をせずにずっと投票してきたのだが、今回の選挙は棄権せざるを得なかった。
 つまり母の投票する権利は行使しようとしても行使できないのだ。要介護5の人は郵便投票ができるが、4の人にはその措置はない。介護認定を受けていない人でも、同様の人はいるはずだと思うし、怪我などで投票所にいけない人もいるだろう。病院に入院していればどうにか車いすなどで院内の投票所に行けるかもしれないが、在宅ではそれもできない。投票の権利を保障するためにも郵便投票ができる人の範囲をもっと緩和することはできないのだろうか。

藤井さん、嘘を書くのはやめませんか?

 2日ぐらい前のことだが、藤井しんご氏の名前でまたチラシが送られてきた。またもやタウンプラスである。おかしいと思って県の選管に以下のように問い合わせをしてみた。
 私「統一地方選がらみでチラシが送られてくるのだが、タウンプラスという方法で不特定多数に送るのは公職選挙法違反ではないのか」
 選管「私達は違法かどうかを判断する立場にないので、一般論を言えば、法に抵触する可能性はあるでしょうね。違法かどうかを判断するのは警察です。」
というようなことだった。そこで警察にも問い合わせてみたら、「書かれた内容や配布した部数を調べなければ判断できない」とのこと。
誰もきちんと判断しないんだということが分かった。責任を取りたくないのかも。

 そのタウンプラスで送られてきたチラシの中に私の写っている写真が使われている。このことは既に何人かの友人から電話で問い合わせがあったのだ。「小泉さん、藤井さんのチラシに載ってる写真を使っていいって承諾したの?」友人たちはみなそのことを気にしていた。その時点では私はまだチラシを見ていなかったが、「私が承諾するわけないでしょ。」と答えていた。
 その曰くつきのチラシが送られてきたのだ。写っている写真というのは、藤代駅のエスカレーター・エレベーターの開通式でテープカットをしている写真だった。当時私は常任委員長だったので、公人として参加し撮られた写真なので、市の広報に載せられるなら文句を言える筋合いではない。また、藤井氏のチラシに載せられるにしても「許諾済みの写真を使用」と書いて無ければあえて取り上げたりしないのだが、わざわざ「許諾済みの写真を使用」と書かれていると、「嘘つくんじゃないよ」と言いたくなる。放射能汚染の問題で市長を訪問しても、私の顔を見るなり、顔を真っ赤にして怒る藤井さんなのだから、何もその大っ嫌いな私の写っている写真を使うこともなかろうにと思ってしまう。

 細心の注意を払ってチラシを作ればいいのに、そうすれば何も文句を言われずに済むのに。藤井さん、もう少し心配りを見せてくださいね。

藤井市長の遵法精神は?

 市長選が近づいてあちこちでいろいろな話が飛び交っている。初めは現職の無投票当選だという話もあったが、共産党元市議の高木晶氏が無所属で「取手市民の会」から立候補を表明し、無投票は無くなった。現在立候補を取り沙汰されているのは細谷典男前県議ともう一人女性の方だ。もしこの2人も立候補ということになったら、ずいぶん賑やかな市長選になる。

 ところで、今日の東京新聞と常陽新聞に藤井市長の政治団体「取手新時代をひらく会」(藤井代表)が公職選挙法に抵触するおそれのある文書を配布し、選管が取手警察署に通報したという記事が載っていた。その文書というのは「藤井しんご出陣式のご案内」というはがきで、後援会関係者ら約500人に配布されたという。本文中には「来る取手市長選挙に立候補いたしました」という文言があるとのことで、事前運動にあたる可能性があると選管が判断したのだ。団体の代表は藤井市長自身である。東大法学部卒のエリートがこんな初歩的な決まりも守れないとは情けない。市長自信はこの文書を見ていなかったと言っているようだが、会の代表が市長自信なのだから市長の責任は免れない。

 暫く前のことだが、我が家にも「藤井しんご」と書かれた封筒でタウンプラスの文書が届いた。中には「市民とともに新たなステージへ」と印刷されたA4三つ折のパンフレットと「しんご通信第44号」という新聞状の文書が入っていた。パンフレットには小さく「内部討議資料」と印刷されていたが、内部討議資料でも不特定多数に配布すれば公職選挙法違反になると思う。

 タウンプラスというのは、指定したエリアの配達可能なすべての世帯・事業者などに郵送されるシステムである。当然不特定多数に届けられる。このシステムを使って選挙用の文書を配布したのだから、違法の疑いが濃い。

 更におかしいことがある。しんご通信第44号に多数掲載されている「評価」という項目である。市が税金を投入して業者に委託しておこなった評価の結果を自分の選挙目当ての文書に引用して良いのか。法的には問題が無いのかもしれないが、道義的に見て納得しがたい。

 出陣式のご案内、選管から指摘を受けた巨大な後援会事務所の看板、タウンプラスでの内部資料の配布、こう見てくると知らなかったで済まされることではあるまい。東大法学部卒の藤井市長の遵法精神が問われている。

選挙結果を見て

 14日の衆議院議員選挙の結果は与党の大勝に終わった。私としては非常に残念という他ない。私は自分にできることとしてFacebookで投票をよびかけ、とりあえず自民党以外に投票しませんかと呼びかけてきたのだが、結果は惨敗。与党が3分の2以上の議席を得たことで、安部総理は何でもできる状況になった。
 しかし、投票率は52、66%と戦後最低であり、国民の半数近くがこの選挙をボイコットした。従って、安倍政権は国民の大多数の信任を得たとはいえまい。それでも国会で3分の2位上を占めたのだから恐ろしい。小選挙区制で死に票が多く出るシステムにも問題があるのだと思った。
 集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法、原発再稼働、非正規雇用者の問題などは安倍政権で更に困難な状況になっていくのだろうし、貧富の格差拡大なども進んでいくのかと思うと不安が大きくなる。
 ただ、沖縄の普天間基地移設問題は安倍政権にとって非常にやりにくくなったのではないだろうか。沖縄の民意は小選挙区に於いてすべての自民党候補者を拒否したのだから。辺野古への基地移転(新基地建設)は絶対に認めないという硬い意思によって結束した姿を示した沖縄の人たちに感動した。

 県議選でも自民党は強かった。私の住む茨城3区では自民党公認の中村修氏が他を寄せ付けずに大勝した。中村・川口の2候補は選挙前から安泰だと言われてきたが、結果もその通りとなった。しかし、川口氏は予想外に票が伸びなかったような気がする。

 定数3の当選挙区では第3位が誰になるかが大きな関心事だった。7人も立候補しているので、票が割れることは明らかだった。結果は共産党公認の上野氏が当選。3度めの挑戦となった若い竹原氏は39票差で涙をのむことになった。これだけの僅差では悔やんでも悔やみきれなかったに違いない。

 川口氏と上野氏は東海第二原発の再稼働を認めず廃炉を主張している方なので、是非公約を守って再稼働にストップをかけるような活動をしていただきたいと思っている。
プロフィール

まり子

Author:まり子
茨城県取手市在住。
所属団体、
 「放射能NO!ネットワーク取手」
 「市民オンブズマンいばらき」
 「放射能からいのちと守る茨城ネット」
 「取手駅西口の住民訴訟をすすめる会」
 「谷中子ども文庫」

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